ちょいと前の3連休に実家帰省した。
その時に空港で目に付いて購入して、虫眼とアニ眼を読んだ。
養老 孟司さんと宮崎 駿さんの対談がまとめられている。
何か熱い議論をするわけではないけど、それぞれの考えをお互いに話したり、お互いに近い年代を過ごされている少年時代を話したり。
巻頭には宮崎さんのイラストがある。
意外にたくさんある。
話の一つに、
養老さんが、文部省のやっている新任の先生が400名くらいで船で10日間海を旅するプログラムに招かれたときのこと。最終日にグループに分かれ自由なディスカッションをするのだが、いじめやら、落ちこぼれやら、全て人間関係に終始していた。
というエピソードを読んで、あぁ、と思った。
世の中人間関係が全てじゃないって、言われてみると当然のようだけど、案外とらわれすぎてるかもしれないなぁと。
あたしだけかもしれないけど。
あと、
都会では人が作ったものしかないから、何かにつけて人のせいにするし、何か起こったときは犯人を捜す。
田舎じゃ人の手ではどうにもならない自然というものがある。だから、仕方が無いという 思考をすることができる。
というような話もあって印象に残っている。
虫眼とアニ眼
養老 孟司 宮崎 駿
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- trackback - 23:30の雑記帳 より 2010/7/28 水曜日
『虫眼とアニ眼』養老孟司,宮崎駿・著 | 官能性を喚起する、ジブリ映画の皮膚感覚
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